出産・育児

2010年1月24日 (日)

子育てハッピーアドバイス(ステロイド治療)

子育てハッピーアドバイスという本があります。

子育て関連の本としてはかなり売れているみたいです。

子育てハッピーアドバイスが3巻に、小児科編が2巻とシリーズ化されるくらいなのでかなりの売れ筋なんでしょう。

実際に中身は見たことなかったのですが、よく新聞の広告に載っているので(大体2面~5面の下

の広告に出てる印象があります)、その存在は知っていました。

また、広告の見出し等に書いている内容を見ても、なかなか良い印象を持っていました。

我が家にも小さな子がいるので少し気になっていた本でもありました。

今回は、その本の小児科編の2冊目「子育てハッピーアドバイス もっと知りたい 小児科の巻2(吉崎 達郎、明橋 大二、他著、1万年堂出版刊)」の新聞広告が目に入り、実際に本を見て、がっかりというか、恐怖すら感じたので、その報告になります。

この本には、アトピー性皮膚炎のことに関して記述されています。

内容は「日本皮膚科学会へのお願い」にも書いた日本皮膚科学会発行のアトピー性皮膚炎診療ガイドラインにのっとったステロイド治療を推奨している方が書かれたようです。

(参考資料から読み取れます)

本ブログで度々書いているように、私自身はステロイドはかなり危険な薬だと考えています。

子育て中のパパ、ママに多大な影響力を持っているこの本で堂々とステロイドを認められるとステロイドを使うパパ、ママはかなり増えるのではないかと思います。

残念ながら、ステロイドのために人生を狂わされる人がまた増えてしまいます。

このことが私が感じた恐怖です。

ステロイド治療を勧める本の常套文句は「コントロールすれば大丈夫」、「上手につきあう」です。

しかし、裏を返せばコントロールできなかったら危険な薬ともとれます。

しかもどうコントロールするかは、記述されていません。

状況を皮膚科医に判断してもらうというスタンスです。

でも、はっきり言わせてもらうと、ステロイドに関してのコントロールと言うと、ひどくなったら強いタイプのステロイド、良くなってきたら弱いタイプのステロイドにするだけです。

私が今まで出会った皮膚科医は、アトピーに関しては全くの無力のようです。

今まで勉強してきたと思われる専門技術を生かしているとは思えません。

薬を出すだけでろくに診察してもらえないし、「だんだん効かなくなっている」など、都合の悪いことは聞き流すような印象があります。

そう感じている方も多いかもしれませんね。

最近は、お医者さん自身がステロイド治療に限界を感じたり、ステロイドを嫌がる患者さんが増えたこともあってか、いろんな取り組みをしている皮膚科医も増えてきているようなのでお医者さん批判はこれくらいで。

ここでもう一度強調しておきます。

ステロイドを塗ってもひどくなる人はたくさんいます。

この人たちは一体何をどうコントロールすればいいのでしょうか?

この本では、ステロイドが効かなくなるという問いに対して、そう言うデータはないで切り捨てています。

私の経験で言うと、効かないと感じるようになるまで、10年近く経っています。

また、良く聞くパターンは、乳幼児期にステロイドを塗って治まっていたけれど、大きくなって(成人など)再発した時に効かないでひどくなるパターンです。

いずれも期間にすると最初にステロイドを使用してから10年くらいはかかっています。

いろんな例はあると思いますが、効かなくなるというところまで達するにはそれなりの時間はかかるのかもしれません。

データがないと言いますが、少なくとも10年もかけてする臨床試験などはしてないでしょう。

少なくとも数十回の塗布を繰り返せば出ると言う単純なものではないし、量的にもそんなものじゃないと思います。

何をもってデータがないと言っているのかわかりませんが、もっと患者さんの声を真摯に聞いてほしいし、こういう声はインターネットを探せばいくらでも出てくると思いますが…

タミフルの異常行動か問題になったことがありましたね。

これが本当だとしても全国でも数えるほどだったと思います。

ステロイドをコントロールできなくて困っている人の数はその比ではないでしょう。

コントロールできるというか、ステロイドを塗っていても特にひどい状態にならない人もいるかもしれません。

ひどくなるひどくならない、効かなくなる効かなくならない、は人によって変わるのかもしれません。

もしそうだとすると、私の勝手な想像ですが、それは塗り方よりもその人の体質の占める割合の方が大きいような気がします。

その場合、効かなくなる人にとっては、コントロール云々は関係なく、ステロイドは絶対に使用してはいけない薬になります。

 

地球温暖化などの環境問題は、1972年、今から38年も前に指摘されていました「成長の限界―ローマ・クラブ人類の危機レポート(ドネラ H.メドウズ著、ダイヤモンド社刊) 

環境問題は大体ゆっくりと悪化していきます。

すぐに兆候があらわれないので、「そんなことはうそだ」とか「まだまだ先の話だ、今は経済発展が優先」などと言う意見が通りやすいようです。

でも、実際に海面上昇は起こっていて、ツバルなど沈み始めている場所もあります。

この期におよんでも政府レベルでの話し合いは不調に終わりましたね(COP15のこと)。

本当にすべきことを分かっていても利害がからむとうまくいきません。

(個人レベルでの取り組みは徐々に盛り上がってきていますが…)

 

ステロイドについても同じような側面があります。

ステロイドも急に問題が表面化することは少ないようです。

そうなると、いざ問題が起こっても、他の要因もいろいろ考えられるようになり、素直にステロイドに問題があると認めにくくなります。

まして、これほど良く効く便利な薬はありません。

ステロイドに頼り切っているお医者さんにとっても、現状のステロイド使用に全く問題のない患者さんにとっても、ステロイドの問題は認めたくないでしょう。

お医者さんにとってはどうでもよいことかもしれませんが、患者さんにとってはどうでもよいことにはなりません。

ツバルの人々のような少数(本当は多数かも?)のステロイド被害経験者の意見にも耳を傾ける必要があると思います。

 

このような一個人の意見よりも、子育てハッピーアドバイスの著者である皮膚科医(または小児科医)の方が信頼できると思われるかもしれません。

そういう方には次の本をおすすめします。

実際のお医者さんが書かれた本です。

私自身、本の内容に対して全面的に賛成するわけではないのですが(基本的なところは近い)、おそらくこの本の著者は、決まりきった治療方法を患者に押し付けるのではなく、一人一人しっかりと患者さんを診た結果、タイトルに学んだとあるようにいろいろな気付きを得たのではないかと思います。

是非、一度読んで頂いて、その上でステロイドを使用するかどうか判断してほしいです。

患者に学んだ成人型アトピー治療(佐藤 健二著、つげ書房新社刊)

 

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