« 2019年3月 | トップページ | 2019年5月 »

2019年4月

2019年4月30日 (火)

脱ステの方法

脱ステの方法については過去に何度も記事にしようとトライしましたが、いつも頓挫していました。
その理由に、科学的な裏付けがないものを書いていいのかということと、その中で何とか納得感を上げようとしてしまい、どうしても説明が長くぐだぐだになってしまうことがありました。
前者の方は今までの記事でも個人的意見をふんだんに盛り込んでいて、今さらなので、それほど気にしてなかったのですが、後者の方はどうしても上手く書けなくて断念していました。
でもどうしてもこの話題については記事にしたい気持ちがあったので、説明不足でも割り切ってとにかく書いてアップしてみようと思いました。
できる限りシンプルに書いたつもりです。

まず今回説明する脱ステの対象者ですが、長年ステロイドを使い、止めてしまうと大悪化してしまうような方です。
モデルとしては、子供の頃からステロイドを使い始め、問題なく使えていたが、成人になりもう一つ効き目が感じられなくなり、他の薬を試そうとしたらひどく悪化してしまい、それよりはマシだとステロイドに満足しないまま、使い続けているようなタイプです。
これは私自身が経験したことなのですが、ステロイドを止めて大悪化する方は多かれ少なかれこのような経緯をたどっているような気がします。
ステロイドの使用にも臨界点や限界点みたいなものがあって、それを超えてしまうと負のスパイラルが始まってしまうと最近よく考えています(以前にも言いましたがアルコール中毒みたいなものです)。
このモデルは限界点を超えてしまった人と言えるかもしれません。

では本題に入ります(ぐだぐだにならないように説明は極力省略します。理由の詳細はできる限り過去記事をリンクします)。

ー脱ステ前の準備期間
①食事について
 糖質・動物性脂肪を控える、新鮮な植物油を摂る、これらのことを習慣づける。
 (と書いてしまうとそれだけでいいと考える方がおられると思うので言っておきますが、ビタミン、ミネラル、タンパク質など栄養はバランスよく摂るのが基本です。その上で上記のことに気をつけてください)
 ステロイド外用剤の副作用としては認められてないかもしれませんが、内服薬にはムーンフェイスなどの脂質異常の副作用が認められています。
 その副作用は主に多量摂取や長期間摂取によるものと考えられているようですが、個人的には長く外用剤を使用していてもなり得ると考えています(ただし内服で起こる副作用とは症状が異なるかもしれません)。
 私自身は中性脂肪値が異常に高かったです。
 この食事はそれらを防ぐまたは整えるための取り組みです(「脂肪とアトピー(食事)」「脂肪とアトピー(中性脂肪とステロイド)」を参照してください)。
 これは準備期間だけでなく、脱ステ開始後以降も通して実施してください。
 特に根拠はありませんが、脱ステ半年くらい前から習慣づけた方が良いかもしれません。

②有酸素運動を習慣づける(①と同じく脱ステ開始最低半年くらい前から)。
 遅くていいのでジョギング最低30分から60分を週に2〜3回を目標にする(もちろん、それに見合う他の有酸素運動でも構いません)。
 この取り組みのキーワードは、新陳代謝、汗、脂肪です(詳細は「運動の効能」「脂肪とアトピー(汗)」「脂肪とアトピー(走り方)」を参照ください)。
 脱ステでボロボロになる前に身体の機能を少しでも活発化させておきます。

ー脱ステ開始
③開始時期
 10月が理想(地域によって変わります。秋口だと思ってください)
 理由は春の大悪化を避けるためです(「脂肪とアトピー(脱ステロイドの時期)」を参照してください)。

④外用剤を止めるとともに内服薬を始める
 ステロイドの内服はアトピー患者からするとギョッとすることなので、少し説明します。
 内服といってもその量はごく少量になると思います。
 正確に計算することは難しいと思いますが、考え方としては外用剤で使用し、体内に影響を与える分を内服によって摂取するということです。
 「ステロイド外用剤の体内への影響」や「通りすがりのステ談義(その1)」「通りすがりのステ談義(その2)」「通りすがりのステ談義(その3)」などで書いたように、ステロイドが効果も副作用も皮膚だけに影響を及ぼしているとは到底考えられません。
 標準医は認めないかもしれませんが、ステロイド外用剤の長期使用は明らかに体内に影響を及ぼしています。
 皮膚に効果を得にくくなったのが、脱ステのきっかけだとすれば、脱ステの過程での皮膚の悪化はある程度覚悟をできたとしても、それ以外の身体の不調については想定外と言えます(私自身はある程度は覚悟していましたが、それでも想定外かつ想定以上の辛さでした)。
 これを最小限に抑えれないか、と思ったのがこの④の取り組みです。
 皮膚のステロイド依存体質は一気に脱却を目指し、体内でのステロイド依存体質は段階的に進めることを想定しています。
 ただ、実際には内服が皮膚に影響を与える部分もあると思いますが、直接塗るよりは少ないと考えています。
 内服薬の量は計画的に減らします。
 身体の状態を見ながらになるとは思いますが、今の私がこの方法を試みるなら一年でゼロにするように計画すると思います。
 例えば、初期量から1月経つ毎に10%ずつ減らすような感じです。
 初期量は脱ステ前に塗っていた外用剤が体内に吸収される量になります(「ステロイドの顔(その2)」が参考になるでしょうか…)。
 予想では他の病気(膠原病など)で処方される量よりもはるかに少ないものと考えています。
 と簡単に書いたものの、ステロイド内服薬の種類にしても量にしても適切に処方するのは難しいかもしれません(そもそもこんな考えをしているお医者さんは脱ステ医の中にもいないのかもしれないので、こういった考えを受け入れ、薬を処方してくれるお医者さんを探すだけでも大変です)。

実際に実行したことではなく、また、お医者さんの協力なしには不可能な取り組みなので(止めるだけなら勝手にできますが、内服をするこの方法はお医者さんの協力が必要です。そしてそれには少なくとも脱ステという考え方を理解してもらう必要があります)、この脱ステの方法は今のところ絵に書いた餅でしかありません。
ですが、私自身の経験を振り返ってみると、この方法が脱ステを一番無理なく進めることができるのではないかと考えています。
もちろん④なしのパターンでも何もせずに脱ステをするより①〜③までを実行していた方がずっと良いような気がします。
ちなみに今回のモデルに当てはまらないそれほどステロイド依存の症状が出ていない人も①の食事や②の運動の取り組みは有効だと思うので是非試してみてください。

最後に…
以前にも書いたのですが、もし脱ステをするのなら、若ければ若いほど良いのは間違いありません。
依存度やその人の再生力にもよるのですが、30代に入ると脱ステをしても良好な状態に回復するのは微妙かもしれません。
根拠のない感覚的なものに過ぎませんが、40代の人が脱ステをすると言われたら止めた方が良いと私は助言すると思います。

 

一人でも多くの人に見てもらいたいのでブログランキングに参加しました。

応援してくれる方は1クリックしてください。


人気ブログランキング

« 2019年3月 | トップページ | 2019年5月 »

人気ブログランキング

  • 応援してくださる方は気がついたときにで結構なのでクリックお願いします(有効なのは一日一回までです)。

     

    人気ブログランキングへ
2019年11月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

ステロイドの使用を悩む人に見てほしいサイト

無料ブログはココログ