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2019年3月30日 (土)

コーヒーカップの底

とある集まりの休憩中にこんなことがありました。
みんなでコーヒーを飲んでいた時のことです。
一人の方がテーブルのコーヒーカップに手を当ててしまい、コーヒーが少しこぼれてしまいました。
テーブルにコーヒー溜まりができるほどではなかったのですが、コーヒーはカップの側面を伝いカップの底を汚します。
その方がコーヒーを飲むためカップをテーブルから離し口に近づけると、テーブルの上ではコーヒーがカップの底をかたどっていました(ちなみにカップは紙カップで受け皿はありませんでした)。

さて、みなさんならどうするでしょうか?

その方はテーブルの上をティッシュで拭きました。
そして、そのままカップをテーブルに置きます。
としたことでどうなったのか?、みなさんは想像できると思います。
そう、カップの底を拭いていないため、テーブルはまた汚れてしまいました。
結局その方は休憩が終わりカップを片付けるまで、飲む度にテーブルを拭いていました。
(その方が友人ならカップの底を拭いたら?とツッコむところですが、その方を含め私以外は皆親ほど離れた年長者で、かつ、その方々も特に何も言わなかったので、どうして?と思いながらも私は黙ってました)

本当のところ、その方が何を考えて、そうしていたのかはわかりませんが(例えば何度テーブルを拭けば良いか試していたとか…)、多くの方はその方の行動をおかしく思うに違いありません。
「カップの底を拭かなきゃまた汚れるだろ」と。

でも、私たちが普段している行動の中には、この方のことをどうこう言うことのできない同じようなことも多いような気がします。
その一つにアトピーにおけるステロイド治療があります。
アトピーが出たからステロイドで抑える、これは、テーブルが汚れたからテーブルを拭くに等しい行為だと思います。
アトピーの原因を考えないことは、カップの底の汚れを無視することと同じでしょう。
確かにアトピーの原因を突き止めることは、カップの底の汚れを認識するよりも簡単でも単純でもありません。
付け加えると、ステロイドを塗ることはティッシュでテーブルを拭くのと同じように簡単です。
だからといって、カップの底を見なくても良いのでしょうか?
コーヒーのようにアトピーがいつかはなくなると保証されている訳ではないし、ステロイドに副作用があることは医療関係者なら100%の方が認識している事実です(個々のアトピー治療においてその副作用が出るかどうかをどう考えるかはまた別の話ですが…)。
コーヒーの底が汚れただけなら、その原因を無視したとしても最悪テーブルが汚れるだけです。
「原因を追求するのは難しいから」ではなく、コーヒーのように単純でなく先が見えないからこそ、早めに原因を追求していかなければなりません。
便利さにかまけて原因究明を後回しにして遅れれば遅れるほどリスクを高めることになるのです。
これは何もアトピーにおけるステロイド治療のことだけを言っているのではありません。
他の病気でも(例えば高血圧や頭痛などでも)同じです。
薬を飲んでいれば大丈夫ではなく、ちゃんと原因を考えるべきなのです。

代わり映えのしない、いつもと同じ主張でしたが、今回はふとした日常の出来事から発想しました。
日常では非常識と思えるようなことでも、少し状況が変わっただけでさも常識のように考えてしまっている錯覚が私たちの中に存在することを気をつけないといけないと思います。

 

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