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2019年1月31日 (木)

ステロイド・個人的見解の現在地(その2)

前回の「ステロイド・個人的見解の現在地」に引き続き、アトピーにおけるステロイドという薬について思うことを述べたいと思います。
前回は「ステロイド効能持続時間」と「副作用解消時間」という薬を使う時のごく普通の考え方を元に、自らの意見を述べてみました。
今回は、私自身の経験や今まで知り合ったアトピーの人たちの話、ネットの情報などを加味して感じたことをお伝えしようと思います。
私の経験が主であり、ほとんど科学的根拠はありません。
ただ、個人的確信はあります。
ですが、根拠はないので、このブログを読んだ人もこの記事を盲信せず、自分のフィルターを通してよく考えてみてください。

前回の借金の例でも触れましたが、ステロイドの副作用には皮膚の状態を悪化させるというものがあると私は思っています。
問題を複雑にしているのはステロイドを塗った時にそうなるとは限らないということです。
むしろ、塗ったすぐ後はステロイドの抗炎症作用が強く働くため、一旦症状が治まることが多いようです。
これが事をややこしくしていると考えています。
例えばステロイドの副作用の中には皮膚の薄化がありますが、これが皮膚を弱くすることは明白です。
副作用はこれだけなのか他にもあるかはわかりませんが、少なくともステロイドが皮膚を弱くしながら炎症自体を抑えていることは間違いないと考えています。
皮膚が弱くなると言うことは後に炎症自体が起きやすくなるということです。
炎症を抑えながら炎症を起こりやすくするのは、火事を消化しながら火種を埋め込んでいるようなものです。
この状態でステロイドを止めると(脱ステすると)、炎症がぶり返す上に皮膚が弱くなっているので、ボロボロになるのでしょう。
火種が次々と爆発炎上するようなものです。
かと言って、ステロイドを使い続けると、どんどん皮膚は弱くなるので、使っているのに今一つ効果が感じられない状態になっていくのだと思います(長年ステロイドを使っていると効果が感じられなくなるのはよく聞く話です)。
前回でも触れたように、これは借金を返すために借金をしてどんどん利子が膨らむようなものです。
しかも借金は自己破産でなくすことも可能ですが(それなりに制約も出ますが…)、ステロイドの副作用はご破算にすることができません。
一生ステロイドを使いながら副作用と付き合うか、ステロイドと決別するしかありません。
ただ、ステロイドとの決別は容易ではありません。
副作用が強い場合、ボロボロになるのですから。
ステロイドの副作用をゼロにしたければ、副作用の影響が強く出ていない若い時、再生能力のある若い時、に止めるべきだと思っています。
個人差やステロイドの影響度差はありますが、脱ステは遅くて30歳半ばまでに、できれば20代までにするべきだと考えています。
「最初から使わない」が個人的理想ですが…
脱ステは遅ければ遅いほど元に戻らず、脱ステの苦しみだけを味わうことになる可能性があります。
それならば、騙し騙しステロイドを使ったほうが良いのかもしれません。
今回も過去のブログ読んでいただいている人にとっては新鮮味のない記事になったかもしれません。
今まで言って来たことと何ら変わりありませんね。
世の中にはアトピーに良いと言われる様々な取り組みがありますが、今回、特に強調したいことは、それらはアトピーには良かったとしても、残念ながら上記の副作用に陥った状態においては焼け石に水と言うことです。
特に子どもの頃からアトピーでステロイドを使い始め、悪化、寛解を繰り返しながら成人になって悪化する度に使用量が増えてきた、というような方は上記の状態に陥っている可能性がかなり高いです。
前回も言いましたが、長年ステロイドを使ってきて、かつ、強いランクのステロイドを頻繁に使用しないと症状を抑えられないという方は上記の副作用に間違いないと思います。
元々のアトピーの症状も残っているかもしれませんが、この上記のような状態だと90%以上はステロイドの問題だと考えています。
焼け石に水と言いましたが、食事療法や様々な取り組みなどで効果の実感があると言う方はまだステロイドの影響の割合がそれほど高くないのだと思います。
普段はその取り組みをして、悪くなったらステロイドを使っている、というような人はステロイドの使用量・ランクなどをきちんと記録しておいてください。
長い目で見て、少しずつ増えているようなら、今後上記の状態に陥る可能性があるのでステロイドの使用を見なおしてください。
また、根拠のない脅かしのようでここで書くのは気が引けるのですが、ステロイドを使っている人ほど思春期以降にアトピーが大悪化するケースが多いのではないかと考えています。
ステロイドの副作用の割合が低いうちに、その対策を続け、多少の悪化は我慢することになりますが、何とかしてステロイドをやめて欲しいというのが私の正直な思いです。
なぜ、こう考えるかと言うとステロイドを絶たない人は、一時的にうまく行ってたとしても、結局繰り返し使う人が多いような気がするからです(もちろん、それでうまくコントロールできているのなら私が口出しするようなことではないのですが…)。

昔と今では、間違いなく皮膚科のお医者さんのステロイドに対する意識は変わっています(もちろん、お医者さんによってまちまちなのですが…)
昔なら今回のような記事は100%否定されたでしょう。
今も否定される可能性は高いですが、少なくとも副作用があることは認めているお医者さんが増えていることは間違いありません。
以前からも言っていることですが、科学が進んでいる今でも生命の仕組みはまだまだ未解明と言って間違いありません。
科学的事実はこれからどんどん明らかになってきて、お医者さんの意見もどんどん変わっていくでしょう(今まで変わってきているように)。
お医者さんは偉いから勉強しているから正しい、とステレオタイプ的に盲信すると痛い目に合うかもしれません。
科学的解明が進めば進むほどステロイドは使いにくい薬になると私は推測しています。
(公表されていないだけかもしれませんが…)

 

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