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2017年4月26日 (水)

運動の効能

最近、このブログもまとめ記事が多いですが、今回もその路線で行こうと思います。

ですが、はじめて紹介する内容もあります。

運動の効能と題しましたが、もちろん、アトピーに対するものです(最後に触れますが、脱ステの回復促進とも考えています)。


まずは何度か取り上げたことのある「汗」による効果です。

これは「脂肪とアトピー(汗)」で説明していますが、サラッと振り返りますね。

汗には体温調節、保湿、感染予防する作用があるということです(学術的な研究発表がありました)。

以前にも説明しましたが、私の感覚では短期というか瞬間瞬間では汗はかゆみを誘発し、つらいこともあり、一言で汗をかくことは良いと言えない部分もあると考えています。

ですが、長い目で見れば効果は大きいと実感していて、この汗に関する研究発表には素直にうなずけます。

かいた汗は水で流すか、濡れた布で拭くのがいいそうです。

洗剤で洗ってしまうと汗の効果は小さくなると思います。

個人的には毎日のお風呂やシャワーも洗剤は控えめ、可能なら使用しない方が良いような気がします。


次に取り上げるのは、カロリーの調整です。

カロリーの調整といっても、運動に高度な調整機能があるといっているのではなく、ごく単純な話です。

運動不足気味と思われる現代人はカロリー超過の傾向があるはずで(人それぞれですが)、それを解消するために運動が有効だということです。

カロリーの超過がアトピーに及ぼす影響は、個人的には脂質にあると思っています(アトピーの原因が全て脂質にあるとは言ってません)。

アトピーと脂肪の関係についての詳細は「脂肪とアトピーシリーズ」、「植物性油不足」、「脂質の摂り過ぎ」などを見てみてください。

他にも糖化という考え方があるようです。

このブログではまだ取り上げてませんが、糖質を控えるとアトピーが改善するという話は聞きます。

運動は糖質を減らすことにつながりますね。

ちなみに、私は脂質に着目しましたが、食事としては適度に摂取することは大事だと思っています。

むしろ、糖質を減らす方がうまく行くような気もします。

これは人それぞれかもしれませんが、いずれにしても運動は有効だと思います。


次は今まで取り上げたことのなかった運動の中でも筋肉トレーニングに関するものです。

石井直方という自らもボディビルダーで筋肉に関する著書を多数出版されている大学教授かおられます。

その方がNHKの視点・論点という番組で話されているのを以前見たことがあります(「筋肉と健康長寿」)。

何でも、筋肉をよく動かすと筋肉からさまざまな生理活性物質(ホルモンのようなもので、筋肉から分泌されるものをマイオカインと呼ぶ)が分泌されるとのことです。

そのマイオカインの中には脂肪を減らしたり(カロリーの話に通じます)、炎症を抑えたりするものがあるそうです。

以前から運動はアトピーに(脱ステ後の回復にも)良いのではと、何度かお伝えしていましたが、この放送を見て、こういうことなのだと納得できました。

私には腕立て伏せや腹筋、背筋を鍛える運動習慣がありましたが、これが脱ステ後の回復に一役買っていたような気がします。

今のところ直接アトピーと結びつけるような研究はないかもしれませんが、マイオカインの研究が進めばいろいろなことが分かってくるかもしれません。

筋肉トレーニングといいましたが、ダンベル運動や腕立て伏せなどのいわゆる筋トレじゃなくても、筋肉をよく動かせばいいような気がします(素人の想像ですが)。

ただ、筋肉量が多いとそれだけマイオカインの量が増える気がするので、筋肉量を増やすのも良いかもしれません(これも素人考えです)。


最後は有酸素運動です。

これは前々回に「LSDのすすめ」で紹介したばかりですね。

その時に紹介した「TARZAN 705号」にもホルモンの話がチラッと出ていました。

また、大分前になりますが、「脳を鍛えるには運動しかない」で紹介した「脳を鍛えるには運動しかない! (ジョン J.レイティ, エリック・ヘイガーマン著、日本放送出版協会刊)」でもホルモンの分泌について書かれていたと記憶しています。

有酸素運動も、先述のカロリー減と筋トレの話と同じことが言えるのかもしれませんね。


最後はまったくあてにならないかもしれませんが、最近感じている個人的な感覚についてです。

LSDのすすめ」でも触れたことですが、しつこくもう一度。

最近では週に一度だけ朝一でLSDランを楽しんでいるのですが、その日には別の日と違う身体感覚があります。

それはその日に限ってトイレ(小便)が近くなることです。

口から入れる水の量を正確に測っている訳ではないので、あまり説得力はないのですが、「あれ?また行きたい」ってことが頻繁に起こります。

実際に入れる水分量が増えていたとしても、それは壊れたものを処理しようと身体が必死に動いている結果であるような気がします。

俗に言う新陳代謝というやつです(この時点では廃物処理がメインかもしれません)。

ここで十分な安静と栄養を与えれば、身体は回復に向かうはずです。

私は、脱ステなどでボロボロの皮膚にはこの代謝の促進が必要なのではないかと考えています。

古い皮膚を捨て、新しい皮膚に作りかえる、少し荒療治かもしれませんが、私は運動にはこういう効果があるような気がします。


もう一つだけアトピーの運動に関する雑感を付け加えておきます。

それはアトピーと脱ステと食事と運動についてです。

個人的な感想に過ぎません、それはご了承ください。

純粋なアトピーは食事の改善でかなりのケースで症状がよくなると考えています。

しかし、長い間ステロイドを利用し、皮膚の状態か悪くなっているケースでは、食事だけではなかなかよくならないと思います(食事以外のアトピー改善でも同じです)。

それは食事などによりアトピーが改善したとしても、ステロイドによる皮膚のダメージの回復には至らないからです。

このダメージから回復するためには運動による積極的な代謝促進が必要だと私は考えています。

 

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コメント

この運動の大切さは実体験すると身と心に沁みます。
体調が悪いから動きたくなくなるんだけど、
そこを何とか頑張ると光が見えてくる
本当に凄く辛いんですけど、じっとしていたくなるんですけど、そこを突破出来るかどうかに掛かっていますね。

この納得がどうやったら出来るか、そして、運動の習慣を定着させられるかが重要な鍵だと痛感しています。

瑠璃色さん

コメントありがとうございます。

> この運動の大切さは実体験すると身と心に沁みます。
> 体調が悪いから動きたくなくなるんだけど、
> そこを何とか頑張ると光が見えてくる
> 本当に凄く辛いんですけど、じっとしていたくなるんですけど、そこを突破出来るかどうかに掛かっていますね。

ブログでも書いたのですが、私の復活のきっかけは新聞配達でした。
運動とまでは言えませんが、それでもじっとしているよりも良かったような気がします。
良かったと言ってもみなさんに勘違いしてほしくないのは、いきなり良くなった訳でも徐々に良くなった訳でもありません。きつくて苦しいことも多々ありました。
それでも振り返ってみれば良かったと思うのです。
その後、私は合気道も始めたのですが、稽古中にかゆみに耐えられず人目をはばからずかきむしってしまったこともあります。
そこだけ見れば運動はやっぱりだめだとかつらくてしたくないということになり、止めてしまいます。
そこを踏ん張ってほしいと思います。

運動が症状改善に良かったと感じられている方は多いです。
アトピー(脱ステ)にもっとも直接的に効果があると思うのが有酸素運動ですが、まずはそこまでいけなくても何か継続できる運動をみつけてほしいです。

>
> この納得がどうやったら出来るか、そして、運動の習慣を定着させられるかが重要な鍵だと痛感しています。

私のように会社を辞めて無職なら身体を使うアルバイトなどをして動かざるを得ないという環境を作るという手もあるのですが…

仰られる事、とてもよくわかります。

多くの人は、決められた事に従う事は出来ても
自由な状態で、自分から苦しい事を選び、それを続けることは中々出来ませんよね。
そこをどうするかに掛かっているんですね。

仕事などの環境を変えて追い込むのは
結果的に何かを続けるのに、大きな助けになると思います。

後は自分なら何をどう追い込むか、そこなんですね。

瑠璃色さん

> 自由な状態で、自分から苦しい事を選び、それを続けることは中々出来ませんよね。
> そこをどうするかに掛かっているんですね。
昔「願わくば、我に七難八苦を与えたまえ」と祈った武将がいたそうですが…
現代人の普通の人々には難しいですね。

> 後は自分なら何をどう追い込むか、そこなんですね。
自ら苦しい状況に追い込むことは難しいですが、責任感や、はたまたお金のためでも、うまく追い込む理由が作れたらと思います。

ふりかかってきた火の粉を逃げて、火に追い込まれるより、火の粉に向かった方が火が少なかった、なんてこともあるかもしれません。
(法則でもなんでもないので、火事の時の参考にはしないでくださいね

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