2019年11月30日 (土)

アトピーの寛解と完治

寛解という言葉を砕いて説明すると「まあ大体良い感じを保っている状態」となるでしょうか。
正確にはココ(コトバンク)を参照してください。
実際には病気の種類によってはたとえ完治していたとしても、そうは言い難いものも多いと思われます。
風邪や怪我などの一時的な症状の場合、それが治れば完治と言いやすそうですね。一方慢性的な疾患の場合は、一時的な改善が見られても完治とは言い難く、寛解と呼ぶべきなのかもしれません。

前回に続いて今回も「頑固なかゆみもアトピーも1分肌活で必ずよくなる(豊田雅彦著、三笠書房刊)」という本を見てみたいと思います。
ここでも寛解という言葉が使われていますが、その話題は後に回して、まずはこの本についての感想を述べたいと思います。

「これを知れば食物アレルギーまでよくなる!」という節を引用します。
口から体に入った食べ物はアレルギーの原因になりにくくなるので、乳幼児期から与えていいと考えられるようになりました。
口からよりも、皮膚を通して体に入った成分のほうが、食物アレルギーを引き起こしやすいことが明らかになっています。
これは、以前このブログでも取り上げたとがあります(「新しいアレルギー治療」)。

後でも触れるのですが、この本の良いと思うところは巻末に皮膚トラブルの原因をあげていることだと思います。お医者さんの中には対症療法一辺倒の方も少なくありません。

汗をかくことも推奨されています。このブログでも取り上げましたが(「脂肪とアトピー(汗)」)、これに関しては標準治療の考え方としても定説になっているのかなとも思ってます。
個人的にもアトピーの方には怖がらずに、汗を流すことをおすすめします。

次は「『脂質』だけはよく選ぼう」という節です。
以下、引用です。
脂質の構成成分である脂肪酸は、皮膚に大きな影響を及ぼします。
皮膚にとってお勧めなのは、アレルギーや炎症を抑える作用がある「オメガ3系脂肪酸」です。
リノール酸などのオメガ6系脂肪酸は摂って悪いわけではない。必須脂肪酸でもあるが、加工食品などで使われていて過剰に摂りがちである。
これは少し前に取り上げたばかりです(「脂肪とアトピー(ファットアダプト)」)。
私は最近も積極的に摂っています。

この本のメインテーマは肌活です。
私の経験では保湿剤などはそれほど積極的に利用しませんでした。
その理由としては、そもそも自らのアトピーを真剣に考えるようになったのは、徐々に効果が薄れてきたステロイドを疑い始めてからで、脱ステが先に来たことにあります。
ひどい脱ステの状態というのは保湿剤ごときでなんとかなるものではありません。
ごうごうと燃えている火事に小さなバケツで水をかけるようなものです。
いろいろと試したものの、意味がないと思い、しなくなりました。
じゃあ、肌活自体に意味がないかというとそうは思いません。
初期のアトピーやまずまずの状態を保っている時、その状態を保つため、ステロイドに依存しないように、などなどの細かな理由もありますが、いわゆるアトピー素因の中の皮膚の乾燥に関わるものなので、どんな状態においても意識しておくべきことなのかと思います。
先ほど挙げた汗をかくことや脂質を摂ることは私もおすすめしたいです。
保湿剤に関しては個人的には人工的に作られた化学物質によるものはあまり信用していません(良いもの、悪いもの玉石混交なのかもしれませんが…)。
人間の皮膚の良い状態に近づけるもの、もしくは近いものが良いと思っています。
ただ、個人的には保湿剤にはあまり頼ったことがなく保湿剤に関する経験値は低いので、話半分でお願いします。

この本で良いと思ったことが、巻末にあるさまざまな皮膚トラブルの原因集です。
この原因を知るということは大変重要だと思います。
今まで過去のブログ記事の中で何度も言ってきたことですが、原因を追求せずにステロイドで抑えることを繰り返していたら、ステロイド自体が皮膚トラブルの原因になり、負のスパイラルに陥ると考えています。
皮膚科医にはお世話になったのは10数年前になりますが、少なくともその時代のお医者さんに真剣に原因を追求しようとするお医者さんには出会えませんでした。
ステロイドで抑えることがお医者さんの役割だったようです。
やっとステロイドの使い過ぎは良くないと標準的な皮膚科医が言う時代が来ましたが、原因究明がないことには口だけになってしまいます。
アトピーと診断され対症療法だけしていた人の原因がこの原因集に載っているかもしれません。
的を得た原因対策がとれれば、薬はいらなくなるはずです。
肌活がメインの本にこれを載せたことは、この著者のお医者さんの慧眼なのかなと思います(ページ稼ぎとは思いたくない^^;)。

しかし、納得いかない部分もあります。
「顔との相性には気をつける」の節では、特に皮膚が成長期の赤ちゃんの顔にステロイドを間違った判断で塗ると皮膚の成長が止まってしまうと言っています。
一方、「自己流治療の恐ろしさ」の節では乳幼児にベリーストロングのステロイド外用薬を塗るやり方を説明しています。
これは「最初にガツンとする」この著者の信念だそうです。


事実、この著者の治療においてこれが上手く行っていたとして、世のどれだけの患者が問題なく治療できているのでしょうか?
ある箇所ではステロイドを怖がる親の間違いを取り上げ、ある箇所ではステロイドを塗りたがる親のやり方のまずさを指摘しています。
また、プロアクティブ療法の箇所ではお医者さんの中でも考え方の違いがあることを指摘しています。
これら一見矛盾にも見えることは今のアトピー治療の現状を映し出しているような気もしますが、それでも、もし、この本に書いてある著者のやり方が正しいのなら、早く普及して現状の問題を解消してほしいものです。
こういった一般向けの本はもしかしたら医学界ではあまり快く受け入れられないのかもしれません(スタンドプレー、儲け主義などと思われる?)。
学会でも発表している内容かもしれませんが(そう書いていたかも)。

この本では、アンテドラッグのことも書かれていました(「アンテドラッグ」)。
また、当然のことのようにタクロリムスも使われるようですし、シクロスポリンとデュピルマブについてはこんなことも言っています。
今後は、アトピー性皮膚炎の発症機序に迫る治療法や治療薬開発の大きな進展が期待されるのです。
うーむ「肌活が普及されることを期待」が締めの言葉ならまだ信用できるのですが、やっぱりそれじゃダメなの?と思ってしまいます。

前回、「堂が歪んで経が読めぬ」ではこの本の体験談(成功例)を紹介しました。
新たな治療法や治療薬に期待と言うことはおそらく上手く行っていない例もあるのでしょう(おそらく少なくない)。
この本でアトピービジネスを名指しで否定することはなかったと思いますが、皮膚科学会の重鎮(元)がたまたまだと否定したアトピービジネスでの成功例とさほど違いはないのかもと思ってしまいます。
短期的に見ると私の場合もステロイドで治まる時期などいくらでもありました。
これはこの本だけでなく、食事療法など別の方法をされている方の場合でも同じです。
たとえば、ステロイドと併用でする食事療法がうまく行っていると言われる方もおられますが、ステロイドを普通に使用するだけでも、何年も問題ない場合もあります。
ステロイドが効いているのか、食事療法が良いのか、別の要因かを判断するのは簡単ではありません。
この本の体験談においても同じです。
短い目で見れば成功と言えるのかもしれませんが、今後どんな状態を維持できるのかは分かりません。
長期的視点が必要だと思います。

さて、最後に寛解の話をします。
この本では肌活とたまにステロイドなどの薬を使うことで良好な状態を維持できれば寛解と考えているようです。
これに関してはまったく同意できます。
たとえば、日常的肌活をこなし、数カ月に数日ステロイドを塗る。
これが恒久的に続くのなら問題ないと思います。
この数カ月が1ヶ月、1週間になるようでは困ります。
また、5年間は保っていたが、その後に症状が爆発的に悪化したというのも寛解としては認めたくないです。

ここからは科学的根拠のない、まったく個人的な意見です。
この本で言う寛解はあるかもしれません。
それは否定しませんが、ステロイドを使っている限り、完治は難しく、多くはよくて寛解を目指すしかないと思っています。
さらに言うと低年齢でのステロイドは多くの場合、ステロイド有りきの身体になり、ステロイド無しの完治の道を閉ざしているのではないかと考えています。
私にはアトピーにおける寛解という言葉はステロイドと切っても切れない関係のような気がします。

アトピー関連のお医者さんの本でも長期的視点に立ったものになかなか出会えません。
ステロイド忌避のことを信仰みたいだと言われることがありますが、科学が答えを示さない以上、信仰に頼るしかないのが実情かなと思います。

この記事を偶然でも読んだ人は結局何が良いのかさっぱり分からないと思いますが、最終的には自分の身体を通した感覚で何が信じられるかだと思います。

 

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2019年10月31日 (木)

堂が歪んで経が読めぬ

頑固なかゆみもアトピーも1分肌活で必ずよくなる(豊田雅彦著、三笠書房刊)」という本を読みました。
このブログを継続して読まれている方は私の考えをご存知かと思いますが、私はアトピー治療においてステロイド外用剤やタクロリムスなどの使用には懐疑的な見方をしています。
その点においては、この本の考え方と私の考え方に相異がありますが、食事に関する考え方などかなり近いものもありますし、薬以外の点も重視されています。
過去に(相当の過去ですが)私が受診したことのあるステロイド一辺倒のお医者さんよりはずっと信頼できるように思います。
薬を使うことに抵抗感のない、標準治療が良い(標準治療でも良い)方などは一度目を通された方が良いような気がします。
(※私は最近の皮膚科事情に疎いのでこの本に書かれていることは既にスタンダードになっているのかもしれません)
本来ならば、この本に関する詳細な感想を先に書くべきなのですが、それは次回に報告することにします。
今回は本題とは逸れますが、この本に書かれていることで少し気になった点があったので、それについて書きたいと思います。

治療がうまくいかず右往左往する患者さんを非難したり、それをアトピービジネスのせいにしたり、そういった患者さんを取り上げるメディアを非難したりするお医者さんは未だに多いようです。
今回はそんなお医者さんに一言、言っておこうと思った次第です(この本の著者に対してではありません)。
と言っても、過去に何度も言って来たことの繰り返しなのですが…
この本からも、そういった患者さんを作ったのは皮膚科医自身であることがはっきりとわかります。
この本が100%正しいとすると(ちなみに実際にはほぼ正しいとしても全ての人に良いとは限らない。それが生命の世界です)、これ以上アトピーで苦しむ患者さんを出さないために皮膚科医がすべきことは、患者さんやアトピービジネスなどの他者批判ではなく、自分の身を正すことでしょう。

本から引用させていただきます。

プロアクティブ療法の説明より
『なお、現状では、どの皮膚科でもプロアクティブ療法を受けられるわけではありません。医師によって考え方や治療方針が異なるからです。「日本皮膚科学会が推奨している外用方法であって、すべての患者に適応できる療法ではない」と考える医師もいれば、プロアクティブ療法の意義や方法を十分理解していない医師もいます。さらには、プロアクティブ療法をそもそも認めず、リアクティブ療法のほうが正しいと考える医師もいます。』

リアクティブ療法が正しくないのなら、過去一体何人の方が間違った治療を受けていたのでしょうか?
そして、それがどれくらい悪化の元になったのでしょうか?
しかも、それは続いているようです。

体験談2より
『やがてわかったことがあります。いくら皮膚科に通っても治らないため、お母さんが医療不信に陥っていたことです。どの医師も、「治らないライン」に沿って治療していたのです。その点は、医師の大きな責任だと思います。』

体験談3より
『C子さんは乳児期にアトピーを発症し、近くの皮膚科医に処方されたステロイド薬を使っていました。当時は、まさか30すぎてまでアトピー性皮膚炎に苦しむとは思ってもなかったそうです。〜 中略 〜 ストレスが原因で全身にかゆみと炎症が起きて悪化し、ステロイド外用薬を多量に使うようになります。〜 中略 〜 C子さんは近くの皮膚科医から適量を教わったことはなく、そのため、途方もない量を塗り続けていました。』

体験談2つについては特に説明は不要ですね。

ここからは過去に何度も書いていることです。
昔は患者さんはおそらくほぼ100%皮膚科医を信じていました。
そして何の疑問もなくステロイド外用剤を使用していました。
そしてうまくいかない患者さんがどんどん出てきたのです。
うまくいかない治療がメディアに叩かれたこともありました。
うまくいかない患者さんがいろんなことを試すこともありました。
いろんなアトピービジネスも生まれました。
これらは事実です。

どこを正すべきか、わざわざ明示しなくてもわかるはずです。
自分たちが蒔いた種です。
それが美味しい実か不味い実に成長したのか私にはわかりませんが、実は自分たちで収穫してほしいところです。
そのためには、まずは客観的な治療データを世に出していくことが第一歩だと私は思います。

(※「堂が歪んで経が読めぬ」の意味はこちらを参照ください)

 

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2019年9月29日 (日)

脂肪とアトピー(お米)

前回「脂肪とアトピー(ファットアダプト)」に引き続き本から話題を引っ張ります。
杏の花の咲く頃に(根本達也著、東京図書出版刊)」という本を読みました。
お医者さんが書いた本ですが、主に食について小説仕立て書かれています。

ちょっと今回の話題に関係ありませんが…
小説自体は、わかりの良い登場人物たちの予定調和的な行動で話が進んでいく様子に少し違和感を覚えました。
この本を読んでいて思い出したのが、「どんなに体がかたい人でもベターッと開脚できるようになるすごい方法(Eiko著、サンマーク出版刊)」の中にある小説で、印象というか匂いのようなものがよく似ています…
私だけが感じていることかもしれませんが、本職でない人の小説はこんな感じになるのかなと。
小説家として成功したお医者さんもいますが…
ちなみに、amazonでは文芸作品に分類されているようですが、この分類はおそらく作者の意図とはずれてると思います…が案外、小説でもと思っているのかも…
読もうと思う方は、小説を楽しむというより何を言わんとしているかに注目した方が良いような気がします。

本題に戻ります。
この本では主食(お米)の役割を重要視しています。
最近のお米離れを嘆いています。

お米はオレイン酸を多く含んでいて、脂分を多く含んだおかずをオレイン酸で中和するそうです。
例えば、ご飯を食べない酒飲みが血管系の病気になるのはこの効果が得られていないとのこと。
また、アレルギーについても書かれています。
「中和できない油分が身体から溢れたのがアレルギー症状と考えるととてもわかりやすい」
そうです。
この「アトピーと脂肪シリーズ」で言って来たことと重なります。
「アレルギー症状というのは何か身体から滲み出る感じ、皮膚に発疹が出て痒くなったり、鼻水が溢れたり、湿った咳が止まらなくなったり」するとのこと。
また、「アルファ・リノレン酸はアレルギーになりにくい」とも書かれていました。

そういう効果があるのでお米はたくさん食べた方が良いと考えられているようです。
その理由の一つとして、最近は糖質制限が流行っていますが、お米は澱粉質で急激にカロリーが上がらないので脂肪になりにくく、他の糖質と違うという点を挙げられています。

ここからは私の個人的意見です。
お米の一価不飽和脂肪酸は100g中0.31gです。
オリーブオイルの一価不飽和脂肪酸は100g中72.96gです。
お米の一価不飽和脂肪酸0.31g中どれくらいがオレイン酸かはわかりませんが、ここでは全てと仮定します。
オリーブオイルの一価不飽和脂肪酸はほとんどがオレイン酸で100g中71.27gです。
(これらの数値はWikipediaを参考にしています)
仮にオリーブオイルを10g摂ったとすると、その内オレイン酸は7.13gほど摂れます。
7.13 ÷ 0.31 × 100 = 2300g
お米でその分のオレイン酸を摂ろうとするとざっと2.3kgですね。
オリーブオイル1gのオレイン酸でもご飯では大盛り一杯くらいになります。

脂分を中和するのに必要な量ってわからないのではっきりしたことは言えませんが、お米だけでは足りないような気がします(ちなみに玄米だと白米の倍の量の一価不飽和脂肪酸が含まれています)。
実際に、私の経験で言うと小学5年頃の最初のアトピー発症時や高校一年の頃って食べ盛りで3杯、4杯おかわりしていました。
この本ではアレルギーに対するお米の効果は書いてましたが、アトピーとは確か書いてませんでした。
アトピーはアレルギー以外の原因も考えられるので除外して考えてみます。
お米の効果をアレルギー限定としたとしても、高校の時は花粉症もひどかったので、ご飯を食べれば…、という考え方にはうなずけませんでした。
ただ、この油(脂肪酸)の重要性についての考え方は私の考えと合致します。
私がずっと続けているオリーブオイルやエゴマ油などの摂取は今の皮膚の状態の良さの一因になっているような気がします。
ですから、この著者のお医者さんが言う脂肪酸の考え方は正しいと思いますが、それをお米だけで得ようとするのは間違っている、というのがこの本の感想であり、私の考え方です。

 

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2019年8月31日 (土)

脂肪とアトピー(ファットアダプト)

久しぶりに「脂肪とアトピーシリーズ」です。
今回は1冊の本を取り上げようと思います。

サッカー日本代表の長友佑都さんのCMか何かだったと思うのですが、確か「油をとって体脂肪を燃やす」というようなことを言っていたと記憶しています(間違っていたらすみません)。
それが具体的にどういったことなのか気になっていたところに、「長友佑都のファットアダプト食事法(長友佑都著、山田悟監修、幻冬舎刊)」という本を出版されていることを知りました。
この本は、栄養素の中の脂質を積極的に摂ることのメリット・重要性を説明しています。
ファットアダプトとは「糖質量を管理して脂質の力で身体のエネルギーを発揮する」ことだそうです(詳細はこちら)。
ここでは、この脂肪とアトピーシリーズに関連しそうな印象に残った点を取り上げようと思います。


今までこのブログでも脂質に関しては度々触れてきました。
アトピーを通じて自身が取り組んできたことと、この本で勧めているの内容が驚くほど合致したのです。
アトピーの歴史においては、油は敵になることも、味方になることもあったと記憶しています。
長年アトピーで苦しんできた私としても当然のごとく油には注目せざるを得ませんでした。
白ゴマ油を摂り入れたり(「植物性油不足」)、トランス脂肪酸を避けたり、動物性脂肪を避けたり(「脂質の摂り過ぎ」)していましたが、脂質まわりですと、現在は以下のような取り組みで落ち着いています。

ー動物性脂肪はそこそこ摂る(一時期肉は鶏肉中心で牛肉は避けてましたが、最近は牛、鶏、豚、加工品と割と食べてます。それでも一般的な家庭よりは少し控えめかも。2007年の厚生労働省の国民栄養調査から想像^^;)。
ー炒め物には白ゴマ油を使用。
ーオリーブオイル、エゴマ油、亜麻仁油などをヨーグルトなどに入れ、積極的に摂る。
ーナッツ類をよく食べる。
ー魚も定期的に食べる(ちょっと少ないかも)。
ートランス脂肪酸をできる限り摂らない(以前は加工品なども避けていましたが今はそこまで厳格ではありません)

本では、脂質の中には霜降りや豚肉の脂の固形のものと植物脂や青魚などの液体の油をまとめてアブラと表現しています。
アブラは3つの脂肪酸と1つのグリセロールでできていて、そのアブラの性質を決めているのが脂肪酸だそうです。
その脂肪酸には、飽和脂肪酸、オメガ9脂肪酸、オメガ6脂肪酸、オメガ3脂肪酸があるとのこと。
長友さんはオメガ9脂肪酸が豊富なオリーブオイル、オメガ3脂肪酸が豊富な青魚、エゴマ油、亜麻仁油を積極的に摂っているそうです。
オメガ6脂肪酸には必須脂肪酸もありますが、多くの食品に含まれていてあえて摂ることを意識しなくて良いそうです。
このことは、今現在の私の取り組みと非常によく似ています。
もちろん、長友さんはアトピーについて言及している訳ではありませんし、私自身のアトピーが調子良いこととこの取り組みとの因果性が証明されている訳でもありません(このことがアトピーをよくしているのではなくアトピーがよくなってからこの取り組みをしているだけという可能性も考えられます)。
ただ、最近では美容業界でも、オメガ9脂肪酸、オメガ3脂肪酸の話題を目にすることがあります。
少なくとも肌との関連はありそうです。

アトピーではありませんが、実はこの本でもファットアダプトのメリットとして「肌の状態が良くなる」ことを挙げています。
長友さんもファットアダプトを始めてからニキビが出なくなったそうです。
さらに、この本に出てくるドクターは「ファットアダプトの肌に対する最大のメリットはAGEsという悪玉物質が生じにくくなる点にある」と言われています。
ウィキペディアによれば
AGEsとは
「タンパク質の糖化反応(メイラード反応)によって作られる生成物の総称であり、身体の様々な老化に関与する物質(より正確に言えば、生体化学反応による生成物)と言える。」
そうです(詳細はAGEs)。
糖化についてはこのブログでも過去に少しだけ触れたことがありました(「脂肪とアトピー(食事)」)。
ファットアダプトはアトピーと関係するかもしれませんし、アトピー改善の直接原因ではなくても、肌の改善という点においては重要かもしれませんね。


この本では糖質の摂り過ぎや厳格な糖質制限は否定されています。
このブログでも糖質は控えめがいいのではないかということは「脂肪とアトピーシリーズ」で触れてきました。
糖質量を管理し、脂質を摂るというファットアダプトはアトピーの方も試してみる価値があるかもしれません。
本には2週間分のファットアダプトのレシピも載っているので、一度参考にされても良いと思います。

ただ、個人的な意見ではありますが、この食事がアトピーに効果的であったとしても、適度な運動は必須だろうと思います(「運動の効能」)。

最後に少しだけ参考情報を。
私はヨーグルトに油(オリーブオイル、エゴマ油など)を入れると書きましたが、そのまま入れるとちょっと油の味がします。
それが気になる人は多いかもしれません。
私も食べられないことはないのですが、お世辞にも美味しいとは思いません(ヨーグルトと油の味が合わない?)。
(オリーブオイルに塩とブラックペッパーを加えたものでバゲットを食べるのは大好きですが…)
私の場合ヨーグルトにはきな粉も入れます。
その食べ方をお伝えします。
ヨーグルトの上にきな粉を乗せて、スプーンで凹みを作ります。
そこにオリーブオイルとえごま油を入れ、混ぜます。
きな粉と油が混ざったら、ヨーグルトも含めた全体を混ぜます。
こうするとほとんど油の味はしなくなります。
油の味が気になる人は試してください。
ちなみに、妻と娘はヨーグルトときな粉の組み合せがダメなのでこの食べ方は却下されてます^^;。

 

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2019年7月31日 (水)

踏み込めない領域

少し前になるのですが、「患者には医療を受けない権利がある」という記事を見ました。

要ユーザ登録の記事なので簡単に説明します。

慢性疾患の薬物治療についてやめどきはあるかという質問に、お医者さんの75%があると答えたそうです。
記事は一人のエビデンスに基づく医療を実践しているというお医者さんの意見で構成されます。
そのお医者さんは薬物治療のやめどきは「患者がその治療をやめたくなったとき」と考えられています。
患者には医療を受けない権利があり、それを選択肢の一つに加えるとのこと。
これらの説明を高血圧治療の例を用いて説明します。
高血圧治療を薦める理由として、脳卒中の予防効果を説明するそうですが、実際には多くの人は治療を受けなくても脳卒中にならない人の方が多く、また、脳卒中になる人でも完全に防げるわけではないとのこと。
記事にはそれについてもう少し詳細に説明されていますが、実際にはそういったことを患者に説明することは稀のようで、一般的にお医者さんは「予防できるから飲みましょう」と説明するそうです。
このお医者さんは「患者が日々、ご機嫌に暮らせるかどうか」を大切にされていて、「飲むのが嫌だ」という患者に向き合うべきだと言われています。
何もしないでもし脳卒中になれば、訴えられる可能性もありますし、薬を出さないことは経営にも関わるという事情もあるとのこと。
ですが、このお医者さんは患者の気持に寄り添うべきだと考えているようです。

 

ここからは私の穿った見方です。
この記事で取り上げられた高血圧治療の例はその効果から考えても、患者に選択肢を持たせやすいケースだと思います(もちろん絶対に治療が必要なケースはあると思われますが、ここではそれは含まれてないようです)。
だからこそ「患者には医療を受けない権利」を説明するのに適した例として使われたと思うのですが…
記事からは「薬に効果があるかもしれない」と「薬は無駄になっているかもしれない」の二択のように印象付けられます。
今回の記事には薬物治療が絶対に必要なケースは含まれていませんが、私はそれに加えてもう一つ「薬物治療を続けていると不健康になる」ケースが存在すると思っています。
実際に患者が「薬を飲みたくない」と思うのは不健康を実感することが多いからだと考えています。
この記事に文句はありませんが、あえて負の情報を発信したくない、できない、といった意図があるように思えてなりません。
そこに踏み込むには発信者自身がアウトローになる覚悟が必要なのかなと思ってしまいます。
記事の例ではエビデンスという言葉が出てきますが、その観点は脳卒中の予防効果にあります。
しかし、実際に薬には副作用という負のエビデンスもあるはずですが、それには触れられてません。
お医者さんの中には本などで薬の問題点を発信されている方もおられます(おそらく標準的なお医者さんからはアウトロー的に思われているはず)。
この記事の例の降圧剤に関しても、負の情報を目にしたことがあります。
それが本当かどうかはわかりませんが…
やめどきはあるかという質問に75%のお医者さんが肯定されています。
75%というのはかなりの高割合です。
薬の負の面が関係していないなら、こんなに高くなるとは思えません(負の面がないなら「まあ飲んでいていいでしょう」と思うはずです)。
お医者さんは薬の負の面もよく知っているのでしょう。
にもかかわらず、そこを強調できない何かがあるのかもしれません。
思っていても公には言えない何かが…
踏み込めない領域です。

 

その辺りのウラ事情は分かりませんが、何もせず発症して訴えられることや、経営の問題、もう一つ加えると薬を飲みたい患者がいること、それらの理由により、どちらかと言うと薬は本来の理想よりも過剰に投与されているような気がします。
周りを見ると、薬を飲む人ほど(薬で何でも治ると思って自ら率先して飲む傾向のある人ほど)不健康になっているような気がしてなりません。
(これは残念ながら根拠に乏しいです…卵か先か鶏が先か…病気になるから薬を飲むのか、薬を飲むから不健康になるのか…)
もちろん、適切に使用してその恩恵を受けている人も多いと思いますが…

 

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2019年6月28日 (金)

セミの寿命と科学的データ

セミ成虫の寿命1週間は俗説! 笠岡高植松さんが生物系三学会最優秀賞」というニュースをネットで見ました。

私は小さい頃からセミの寿命は1週間って聞かされていました。
おそらく私が最初にそのことを聞いたのは小学生の頃でしたから、知っている限りで40年間はその説がまかり通っていたことになります(実際はそれ以上かも!)。
それを植松さんという一人の高校生が覆したことになります。
詳細は記事を見ていただくとして、ここでは簡単に説明しておきます。
セミを捕獲し、マーキングして再捕獲し、寿命を調べます。
再捕獲が難しかったようで、精度は低いのですが、アブラゼミで32日間、ツクツクボウシ26日間、クマゼミ15日間の最長生存が確認されたとのことです。
いくら精度が低いといっても、1週間が平均寿命だと仮定するとこの結果は最大で4倍以上の生存期間だったことになります。
人間に当てはめると平均寿命が70歳として320歳の人がいることになるので、32日間が特異な例というよりも、今まで考えられていた1週間の方がどうも怪しいということが考えられます(虫と哺乳類との単純比較はできないかもしれませんが…)。
植松さんには、さらに調査の精度を上げるためのアイデアがあるみたいです。
うまく行けばもっとはっきりとしたことがわかるでしょう。
今後に期待したいですね。
それにしても「セミの寿命は1週間」はどこから来たのでしょうか?
どこかの偉い人が大体そんなもんだろうと発言したのでしょうか?

 

とある方のアトピー・ステロイド治療の話です。
・ステロイドのネガティブ情報からステロイドを避け、かなり悪化
・どうにもならないので、その後2年ほどステロイド治療を続けるが、なかなかやめられない。
 この間、やはりステロイドに対する意識からこわごわ使っていたとのこと。
 炎症があるのにランクを下げたり、一日おきに塗ったりしていた。
・プロアクティブ療法に変更。
 赤みがなくなるまで強いランクのステロイドをしっかり塗る。なくなったら日を空ける。
 再度炎症が出たら、またしっかり塗る。なくなったら日を空ける。
 これを繰り返すことにより、だんだん塗らなくなる期間が増えてきたとのこと(現在は塗っていない模様)。
 炎症がなくなったら保湿をしっかりする。

 

これだけ聞くと何だステロイドは怖くないじゃないかと思う人がいるかもしれませんね。
この方の親も現状ステロイドを塗る必要がなくなって喜ばれているようです。
食事にも気をつけられているようで、内からと外からのアプローチが良かったと考えておられます。

 

水をさすようですが、これが本当にうまく行っているかどうかは後にならないとわかりません。
40年前にさかのぼります。
私が小学生の頃はステロイドが怖いという人などいませんでした。
その頃ほとんどの人はステロイドをバンバン使っていました。
そして、その人たちのほとんどは特に問題なく使っていたのです。
私の例を簡単に説明します。
小学校5年頃に出た症状はステロイドでほぼ完璧に抑えられました。
その後、数年間はほとんどステロイドを使わなかったと思います。
再び、本格的にステロイドを使い始めたのはそれから4、5年後です。
その時もステロイドが怖いなんて情報はなく、十分に使いました。
そして、またステロイドを使わない数年間を過ごします(たまには使っていたかもしれません)。
その後、大人になり、また発症して同じようにステロイドで抑えようとしたら、今まで通り抑えられなくなりました(最強ランクでもです)。
そのあたりから、アトピーの原因も含め、様々な情報を集め、最終的にステロイドを止めようと決めたのです。
ざっくりですが、これが私のステロイド使用の顛末です(詳細は「経過その1(発病~ステロイドとの出会い~悪化)」、「経過その2(転機~脱ステロイド)」、「経過その3(脱アズノール~ほぼ完治へ)」をご覧ください)。
この方が今抑えられていることと私が最初抑えられていたことの違いは今のところ分かりません。
残念ながら今の情報では、今後この方が私の同じ轍を踏む可能性は捨てられないのです。

 

この方のアトピーがかなり悪化したのはステロイドを十分に使わなかったことと、アトピーの原因対策がうまく行かなかったことにあります。

推測ではありますが、この方の場合、原因対策よりもステロイドが効いたと考えるのが妥当です。
一方、私が成人してから症状を抑えられなくなったのは、ステロイドを十分に使わなかったからではありません。
書籍やネットでステロイドの怖さを発信している人のほとんどはここが出発点になっています。
私は今までこのブログで、抑えるのに十分なランクの十分な量のステロイドを塗れば、最初はほとんどの人が効くことを、数えきれないほどお伝えしています。
アトピーの症状を、ステロイドを使わずに抑えられないことと、ステロイドを使っても抑えられないことを混同しないようにお願いします。

 

とはいえ、今のプロアクティブ療法をすべて否定する訳ではありません。
バンバンにステロイドを使っていた私の時代よりは一人あたりのステロイドの使用量は減っているような気がするからです。
それはステロイド忌避の患者さんを除いたとしてもです。
(裏を返せばステロイドの問題点に気づいているようでもありますが…^^;)
ステロイドの使用量が減ることは重要だと思っています。
使用量が減ると副作用も減るはずなので「ステロイド・個人的見解の現在地」で言った「ステロイド効能持続時間」と「副作用解消時間」の関係が

「ステロイド効能持続時間 > 副作用解消時間」

となりやすくなると思うからです。
正確にいつからアトピーのステロイド治療においてプロアクティブ療法が始まったのか知らないのですが、そろそろ科学的データが必要ではないでしょうか。
このプロアクティブ療法がどれくらい有効なのかを示したデータをまとめて欲しいのです。

 

勘違いして欲しくないのは、まとめて欲しいデータとは
「プロアクティブ療法でステロイドを十分に塗っていない人の症状を抑えたデータ」
ではなく、
「プロアクティブ療法で長期間副作用なく症状を抑えられているかどうかのデータ」
です(念押しは失礼かな…^^;)。

 

長期使用の問題があることを関係者の方々がいまさら知らないはずないので、ごくごく通常の問題意識を持っていたなら、まさかプロアクティブ療法を提唱し始めた時点で長期視点のデータを蓄積する発想がないなんて考えられません。
そろそろそういったデータが出てくる頃かと期待しています。

 

もし、データが出ないとしたら、
「ステロイドに問題はない」
というセリフは
「セミの寿命は1週間」
というのと何ら変わりありません。
何の根拠もない俗説になってしまいます。
「怠慢」もしくは「逃げ」だと思われても仕方ありません。
高校生に笑われますね。

 

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2019年5月31日 (金)

さまざまな事情

大学病院のウラは墓場(久坂部羊著、幻冬舎刊)」という本を読みました。

タイトルからも想像できるように大学病院の問題点を暴露した本になります。

大学病院なら安心だという世間的常識に警鐘を鳴らしたいという意図があるのだと思われます。

ただ、2006年刊行と既に十数年が経っていて、この手の暴露本的な性質を考慮するとここで紹介するには少々賞味期限切れと言えるかもしれません。
ある問題は解消されたけど、他の問題が生まれているなど、事情が少し変わっている可能性もあります。
ですが、ここでは大学病院の実態を掘り下げたいのではなく、一般的な事例として紹介したかったので、多少のズレは問題ないと考えました。
個人も組織も良いことであれ悪いことであれ、ある事象が起こるのはそう動かざるを得なくなるさまざまな事情があるからだということが、この本を読んだ個人的な感想です。

 

大学病院には診療だけでなく、教育や研究といった目的もあります。
新しい治療法を研究することやお医者さんを育てることは将来的には患者さんに還元される可能性がありますが、その時々の患者さんからすると今のベストの診療だけを期待するのが当然のことかもしれません(具体例でいうと、本の中で人体実験と表現されている部分がそれにあたります。未熟な医師の練習や新しい治療法や薬の試験などのことです)。
どうやら昔は診療よりも研究・教育が重視されていたそうですが、世間的圧力から現在は診療に力を入れざるを得なくなっているとのことです。
多少の世間的圧力自体は悪いことではないと思いますが、かといってそればかりに囚われると研究・教育もおろそかになってしまうのです。
研究・教育・診療のバランスをとるのは簡単ではなさそうです。
このような事情は理解できるところですが、残念なのは派閥争いや出世争いなどの政治的、経済的力学に重点が置かれるケースが見られることです。
残念と言いつつも、大学病院などの医療分野に限らず、例えば役所でも会社でもどんな組織でもあることなので、野放しにされてほしくはありませんが(世間的監視がそこそこ必要)、ある程度は仕方のないことだと思っています。
以前、私がいた会社でも、仕事が大好きな人、出世しか頭にない人、毎日をたんたんと過ごしたい人、トラブルになると元気になる人、遊び命の人、お金しか興味ない人、とさまざまです。
これが人間…ですよね。
会社としては、そういった中でものにしろサービスにしろベストなものを作り出さなければなりませんが、そこにいる人は仕事だと理解しつつもそれぞれの思惑が優先されることもあるため、現実としては真のベストにはなりえません。
大学病院だってそれは同じだと思います。
人間の集まりなのですから。
本では問題点ばかりが強調されがちですが、実際には良いところも悪いところもあるのではないかと思っています(人間には信頼できるところもあります)。

 

個人的な大学病院のイメージとしては、手術が強い、待たされる、権威主義的で患者が口を挟む余地がない、といったものあります(実際に診てもらった経験はなく真実かどうかは不明ですが…大きい総合病院のイメージもかぶっているかも)。
開業医は当たり外れが大きくて、大学病院はとんでもないお医者さんに当たらない(平均化される、というより、ボトムアップされている)、というイメージもあります。
アトピー治療に関しては、流れ作業で薬の量、強さを調節するだけ(失礼かな…)といったイメージですね。
アトピー治療については開業医に対するイメージと差はそれほどないのですが、開業医の場合は同じ先生に診てもらえると思うので診察に中長期的視点が生まれると思っています(大学病院だとその日によって先生が違ったり、異動などで同じ先生に診てもらえないといったイメージがあります。もちろんカルテで解るはずですが実感の面で劣るかなと…)。
付け加えると、私がこのブログでよく取り上げるステロイドの問題については、大学病院の先生よりも開業医の先生の方が実態をよくご存知ではないかと想像しています。
ただ、実態に則した治療になっているかは別の話ですが…

 

「大学病院の外科医たちは、手術で治せる見込みのある患者には意欲を燃やすが、手遅れの患者やがんの再発の患者にはまるで興味を示さなかった。それは裏を返せば、病気を治すことへの意欲と使命感の表れだろう。しかし、治らないと判断された患者も、石の助けを必要としているのは同じではないのか。」
これはこの本からの引用です(個人的にはすべての外科医がそうだとは思いませんが…)
同様のことが皮膚科でも言えるような気がします。
長年アトピーで苦しんでいる患者などは診たくないのだろうと。
初期のアトピー患者ならステロイド外用薬を出せば、ほとんどの場合あっさりと症状が消えます。
バシッと結果が出て、患者にも喜ばれ、お医者さんは鼻高々です。
その後、もし何かあれば後任にバトンタッチでしょうか。
治らない患者に見限られるのは計算のうちだけれど、診察し難くなるのは困るので、定期的に脱ステ医とアトピービジネス叩きは誰かに(自分ではなく)してもらいたい、といったところが本音かもしれません。

 

もう一つ「研究は治療に結びつかない」という項から引用します。
「研究の内容が治療に直結していれば、まだしも医師の気持は患者に向かうだろう。〜略〜 医学は大きく分けて、基礎医学と臨床医学に分かれる。〜略〜 臨床の教授や助教授も、書く論文はほとんどが基礎医学の分野なのだ。〜略〜 本音として、臨床の教授が基礎医学の論文を書くのは、書きやすいからである。臨床は複雑で、データを集めるのに時間と手間がかかる。」
ここで言っている臨床研究におけるデータ収集などは長くても一、ニ年くらいだと思います。
それくらいの臨床データでもなかなか納得できるデータが出ないこともあるのに、私がよく言っている十数年後のステロイドの効き具合なんて話は、研究対象にすらならないはずです(そんな悠長な研究などできない…)。
”標準的なアトピー治療”を長年受けてこじらせた人は、さまざまな事情によって治療対象としても研究対象としても、敬遠されるのかもしれません(文句さえ言わなければ、治療対象としては良いお客様かもしれませんが…)。
ちなみに…、うがった推測かもしれませんが、臨床研究じゃなくても基礎研究でそれなりにステロイド外用剤の問題点は解るか、もしくは、既に解っているような気がしているのですが…

 

実態として、こじらせている人はたくさんいると思います。
私は別にステロイド外用剤だけを悪者にしたいのではありません。
そういう人たちがなぜそうなったのか、十分な調査も研究もされているフシがないことが腹立たしいのです。
(実際にはステロイド外用剤の危険性を気づいているフシはありますが…「強めの薬で短期間」を強調するのが最近のトレンドですが、裏を返せば長期間の使用に問題があることになります。それに気づきながら、それでも副作用は怖くないと安全性を強調していますが…)

 

少し寄り道してしまいましたが、今回私が言いたかったことは、大学病院だから大丈夫とか、良く売れている本だから正しいとか、人気のあるお医者さんだから信頼できるとか、そういったことだけを鵜呑みにするのは危険だということです。
それぞれさまざまな事情をお持ちですから。

 

 

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2019年4月30日 (火)

脱ステの方法

脱ステの方法については過去に何度も記事にしようとトライしましたが、いつも頓挫していました。
その理由に、科学的な裏付けがないものを書いていいのかということと、その中で何とか納得感を上げようとしてしまい、どうしても説明が長くぐだぐだになってしまうことがありました。
前者の方は今までの記事でも個人的意見をふんだんに盛り込んでいて、今さらなので、それほど気にしてなかったのですが、後者の方はどうしても上手く書けなくて断念していました。
でもどうしてもこの話題については記事にしたい気持ちがあったので、説明不足でも割り切ってとにかく書いてアップしてみようと思いました。
できる限りシンプルに書いたつもりです。

まず今回説明する脱ステの対象者ですが、長年ステロイドを使い、止めてしまうと大悪化してしまうような方です。
モデルとしては、子供の頃からステロイドを使い始め、問題なく使えていたが、成人になりもう一つ効き目が感じられなくなり、他の薬を試そうとしたらひどく悪化してしまい、それよりはマシだとステロイドに満足しないまま、使い続けているようなタイプです。
これは私自身が経験したことなのですが、ステロイドを止めて大悪化する方は多かれ少なかれこのような経緯をたどっているような気がします。
ステロイドの使用にも臨界点や限界点みたいなものがあって、それを超えてしまうと負のスパイラルが始まってしまうと最近よく考えています(以前にも言いましたがアルコール中毒みたいなものです)。
このモデルは限界点を超えてしまった人と言えるかもしれません。

では本題に入ります(ぐだぐだにならないように説明は極力省略します。理由の詳細はできる限り過去記事をリンクします)。

ー脱ステ前の準備期間
①食事について
 糖質・動物性脂肪を控える、新鮮な植物油を摂る、これらのことを習慣づける。
 (と書いてしまうとそれだけでいいと考える方がおられると思うので言っておきますが、ビタミン、ミネラル、タンパク質など栄養はバランスよく摂るのが基本です。その上で上記のことに気をつけてください)
 ステロイド外用剤の副作用としては認められてないかもしれませんが、内服薬にはムーンフェイスなどの脂質異常の副作用が認められています。
 その副作用は主に多量摂取や長期間摂取によるものと考えられているようですが、個人的には長く外用剤を使用していてもなり得ると考えています(ただし内服で起こる副作用とは症状が異なるかもしれません)。
 私自身は中性脂肪値が異常に高かったです。
 この食事はそれらを防ぐまたは整えるための取り組みです(「脂肪とアトピー(食事)」「脂肪とアトピー(中性脂肪とステロイド)」を参照してください)。
 これは準備期間だけでなく、脱ステ開始後以降も通して実施してください。
 特に根拠はありませんが、脱ステ半年くらい前から習慣づけた方が良いかもしれません。

②有酸素運動を習慣づける(①と同じく脱ステ開始最低半年くらい前から)。
 遅くていいのでジョギング最低30分から60分を週に2〜3回を目標にする(もちろん、それに見合う他の有酸素運動でも構いません)。
 この取り組みのキーワードは、新陳代謝、汗、脂肪です(詳細は「運動の効能」「脂肪とアトピー(汗)」「脂肪とアトピー(走り方)」を参照ください)。
 脱ステでボロボロになる前に身体の機能を少しでも活発化させておきます。

ー脱ステ開始
③開始時期
 10月が理想(地域によって変わります。秋口だと思ってください)
 理由は春の大悪化を避けるためです(「脂肪とアトピー(脱ステロイドの時期)」を参照してください)。

④外用剤を止めるとともに内服薬を始める
 ステロイドの内服はアトピー患者からするとギョッとすることなので、少し説明します。
 内服といってもその量はごく少量になると思います。
 正確に計算することは難しいと思いますが、考え方としては外用剤で使用し、体内に影響を与える分を内服によって摂取するということです。
 「ステロイド外用剤の体内への影響」や「通りすがりのステ談義(その1)」「通りすがりのステ談義(その2)」「通りすがりのステ談義(その3)」などで書いたように、ステロイドが効果も副作用も皮膚だけに影響を及ぼしているとは到底考えられません。
 標準医は認めないかもしれませんが、ステロイド外用剤の長期使用は明らかに体内に影響を及ぼしています。
 皮膚に効果を得にくくなったのが、脱ステのきっかけだとすれば、脱ステの過程での皮膚の悪化はある程度覚悟をできたとしても、それ以外の身体の不調については想定外と言えます(私自身はある程度は覚悟していましたが、それでも想定外かつ想定以上の辛さでした)。
 これを最小限に抑えれないか、と思ったのがこの④の取り組みです。
 皮膚のステロイド依存体質は一気に脱却を目指し、体内でのステロイド依存体質は段階的に進めることを想定しています。
 ただ、実際には内服が皮膚に影響を与える部分もあると思いますが、直接塗るよりは少ないと考えています。
 内服薬の量は計画的に減らします。
 身体の状態を見ながらになるとは思いますが、今の私がこの方法を試みるなら一年でゼロにするように計画すると思います。
 例えば、初期量から1月経つ毎に10%ずつ減らすような感じです。
 初期量は脱ステ前に塗っていた外用剤が体内に吸収される量になります(「ステロイドの顔(その2)」が参考になるでしょうか…)。
 予想では他の病気(膠原病など)で処方される量よりもはるかに少ないものと考えています。
 と簡単に書いたものの、ステロイド内服薬の種類にしても量にしても適切に処方するのは難しいかもしれません(そもそもこんな考えをしているお医者さんは脱ステ医の中にもいないのかもしれないので、こういった考えを受け入れ、薬を処方してくれるお医者さんを探すだけでも大変です)。

実際に実行したことではなく、また、お医者さんの協力なしには不可能な取り組みなので(止めるだけなら勝手にできますが、内服をするこの方法はお医者さんの協力が必要です。そしてそれには少なくとも脱ステという考え方を理解してもらう必要があります)、この脱ステの方法は今のところ絵に書いた餅でしかありません。
ですが、私自身の経験を振り返ってみると、この方法が脱ステを一番無理なく進めることができるのではないかと考えています。
もちろん④なしのパターンでも何もせずに脱ステをするより①〜③までを実行していた方がずっと良いような気がします。
ちなみに今回のモデルに当てはまらないそれほどステロイド依存の症状が出ていない人も①の食事や②の運動の取り組みは有効だと思うので是非試してみてください。

最後に…
以前にも書いたのですが、もし脱ステをするのなら、若ければ若いほど良いのは間違いありません。
依存度やその人の再生力にもよるのですが、30代に入ると脱ステをしても良好な状態に回復するのは微妙かもしれません。
根拠のない感覚的なものに過ぎませんが、40代の人が脱ステをすると言われたら止めた方が良いと私は助言すると思います。

 

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2019年3月30日 (土)

コーヒーカップの底

とある集まりの休憩中にこんなことがありました。
みんなでコーヒーを飲んでいた時のことです。
一人の方がテーブルのコーヒーカップに手を当ててしまい、コーヒーが少しこぼれてしまいました。
テーブルにコーヒー溜まりができるほどではなかったのですが、コーヒーはカップの側面を伝いカップの底を汚します。
その方がコーヒーを飲むためカップをテーブルから離し口に近づけると、テーブルの上ではコーヒーがカップの底をかたどっていました(ちなみにカップは紙カップで受け皿はありませんでした)。

さて、みなさんならどうするでしょうか?

その方はテーブルの上をティッシュで拭きました。
そして、そのままカップをテーブルに置きます。
としたことでどうなったのか?、みなさんは想像できると思います。
そう、カップの底を拭いていないため、テーブルはまた汚れてしまいました。
結局その方は休憩が終わりカップを片付けるまで、飲む度にテーブルを拭いていました。
(その方が友人ならカップの底を拭いたら?とツッコむところですが、その方を含め私以外は皆親ほど離れた年長者で、かつ、その方々も特に何も言わなかったので、どうして?と思いながらも私は黙ってました)

本当のところ、その方が何を考えて、そうしていたのかはわかりませんが(例えば何度テーブルを拭けば良いか試していたとか…)、多くの方はその方の行動をおかしく思うに違いありません。
「カップの底を拭かなきゃまた汚れるだろ」と。

でも、私たちが普段している行動の中には、この方のことをどうこう言うことのできない同じようなことも多いような気がします。
その一つにアトピーにおけるステロイド治療があります。
アトピーが出たからステロイドで抑える、これは、テーブルが汚れたからテーブルを拭くに等しい行為だと思います。
アトピーの原因を考えないことは、カップの底の汚れを無視することと同じでしょう。
確かにアトピーの原因を突き止めることは、カップの底の汚れを認識するよりも簡単でも単純でもありません。
付け加えると、ステロイドを塗ることはティッシュでテーブルを拭くのと同じように簡単です。
だからといって、カップの底を見なくても良いのでしょうか?
コーヒーのようにアトピーがいつかはなくなると保証されている訳ではないし、ステロイドに副作用があることは医療関係者なら100%の方が認識している事実です(個々のアトピー治療においてその副作用が出るかどうかをどう考えるかはまた別の話ですが…)。
コーヒーの底が汚れただけなら、その原因を無視したとしても最悪テーブルが汚れるだけです。
「原因を追求するのは難しいから」ではなく、コーヒーのように単純でなく先が見えないからこそ、早めに原因を追求していかなければなりません。
便利さにかまけて原因究明を後回しにして遅れれば遅れるほどリスクを高めることになるのです。
これは何もアトピーにおけるステロイド治療のことだけを言っているのではありません。
他の病気でも(例えば高血圧や頭痛などでも)同じです。
薬を飲んでいれば大丈夫ではなく、ちゃんと原因を考えるべきなのです。

代わり映えのしない、いつもと同じ主張でしたが、今回はふとした日常の出来事から発想しました。
日常では非常識と思えるようなことでも、少し状況が変わっただけでさも常識のように考えてしまっている錯覚が私たちの中に存在することを気をつけないといけないと思います。

 

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2019年2月28日 (木)

少子化とアトピー

読売新聞の夕刊に「ああ言えばこう聞く」という記事があります(最近始まりました)。
2019.2.12の記事は編集委員の方と養老孟司さんの対談でした。
都市化の話題の中で編集委員の方は「害虫がいなくなり、社会が清潔になったと喜んでいる人がいること」の問題性を尋ねます。
養老さんはそれを少子化とつなげます。
冷暖房にしても照明にしてもトイレにしてもすべてを管理し、管理できない虫などの自然を排除する。
「子どもも育ててみなければ先行きが不明という点で自然の存在です」(養老さんの言葉)
自然がなくなることと少子化とつなげています。
編集委員の方は将来の不安と育児支援の必要性の声があることを言います。
それに対し養老さんは「〈貧乏の子沢山〉と言ってお金だけの問題じゃない」と言いました。

これにはものすごく共感できます。
もちろん、養老さんもこれだけが少子化の原因とは思われてないのですが、私はこのことは結構根っこの部分にあるような気がします。
何でもコントロール下にないと気持ち悪いんですね。
少子化だけでなく、結婚や最近ニュースで目にする虐待などにも通じるのではないでしょうか。
結婚によって、自分の思い通りにならない要素が増えることは間違いありません。
その変化に臆するのではないでしょうか?
虐待は思い通りにならない子を許せないことも大きな原因になるのかもしれません(すべてとの原因は言いませんが)。
コンビニで簡単に美味しものが食べられて、エアコンのボタンひとつで快適な空間が得られる。
そんな環境に慣れている人が思い通りにならない子を育てることは大きなストレスを生むに違いありません。
それが虐待になるには、その人の性格や生い立ちなども絡んでくるはずですが、何でも簡単に管理できると考えている心が、都市化によって実際にそういう環境に慣らされている習慣が、ベースとなる要因になっているような気がします。

ここからは少しずれるかもしれませんが…
おそらく関西ローカル番組だと思うのですが、土曜のお昼に芸人が一般の方のお庭を綺麗にする(掃除だけでなく、作り変えます)コーナーがある番組があります。
そこで多い要望に、庭に石とか岩があって危ないから子どもを遊ばせられないので何とかしてほしいというものがあります。
芸人がボケながら面白おかしく無駄な木や岩を四苦八苦して取り除きます。
その光景やビフォーアフターが面白いのですが、出来上がった庭は柔らかい安全な素材の床材で敷き詰められた管理されたまるで室内の部屋のような庭になります。
依頼者は喜ぶのですが…
何が起こるか予測できないのは不安なのですね。
そのような要望で出来上がった庭は自然のしの字も感じられません(そもそも庭を自然と言ったら養老さんに笑われますが…)。
たとえ自然風としか言えなくても、草木や花、岩や石があって、ミミズがいてアリがいて、というような庭がなんでダメなんだろうと思ってしまいます。

もう一つ、気になったCMがあります。
空気清浄機のCMで、99%除菌と99%ウイルス抑制を謳ってます。
菌もウイルスも無くなって安心、という訳です。
万が一の用心が健康を脅かす?」でも触れましたが、菌やウイルスには小さいうちから徐々に慣れていくのがベストだと思ってます。
子どものうちから、少しずつ菌やウイルスのいる環境に慣れて、それに対する免疫を獲得していくのです。
いきなり強い菌やウイルスに晒されると免疫力のない子どもには耐えられません。
それを99%除菌と99%ウイルスの真っ白な環境にし、今後経験するであろう外界での厳しい環境に対応するための機会を奪うということがどういうことか想像してほしいのです。
自分の家などある程度保護された環境は徐々に免疫力を得るのにおそらくベストな環境です。
菌やウイルスなどは、自分の家ではある程度コントロールできたとしても、自然や外界でそれらをコントロールすることなど不可能なのですから。
実際のところ、この空気清浄機を使うことでどれほどの影響があるかはわからないのですが、こういう考え方が進めば進むほど人間は本来の生物としての力を失っていくような気がします。
先の庭の話も同じなのですが、小さいうちからいろんなことを経験させることは非常に重要なのです。
そのすべてを「親の」「人間の」頭で考えて必要なものだけを与えられると思うことは止めたほうがいいです。
それはほどほどにして、自然に任せるほうがいいと思います。
ちなみに空気清浄機ですが、適応能力が落ちる一方(失礼な言い方ですがm(__)m)の高齢者には有効かもしれません。

この話をアトピーにつなげます。
本気かどうかは分かりませんが、お医者さんの中には薬で症状をコントロールできると言い張る方がおられます(本気ならまだまし、薬を使わせるための詭弁の可能性も…)。
私などはその考え方に危うさを感じます。
なぜそう感じるかは、科学的で明確な理由がある訳ではありませんが(そこそこは過去に説明していますが…)、根底には上記で説明したことがあります。
病気も自然の一部、目立つ症状には対処できたとしても、すべてをコントロールできると思わないほうが良い。
実際のところ、危うさを感じただけでなく、私自身は薬でのコントロールを諦めました。
その反動の大きさは凄まじいものがありましたが、今現在は自然に任せることによる快適さを得られることができています。
それが唯一無二の真実かどうか。
それは分かりません。
現実として「薬で症状をコントロールできる人もできない人もいる」、「薬なしで問題ない人もある人もいる」のだと考えています。
理想は一つなのか、いくつもあるのか。
それをあなたはどう判断するのか。
それはあなたにしか分かりません。

冒頭で紹介した記事からの引用で締めます。
編集委員「自然に接し、自分の身体の声を大切にしたら、世の中よくなりますか?」
養老さん「そうやって頭だけで考えるのが『バカの壁』です。そんなことやってみないとわかりません(笑)」

 

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«ステロイド・個人的見解の現在地(その2)

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